- 費用
- 2019-6-5
ホームページ制作でリース契約はリスクの塊!分割払いを推奨する理由
ホームページ制作費の支払い方法は一括払い、分割払い、リース契約の3つあります。
総支払額が最も安くなるのは一括払いですが、しっかりしたホームページですと100万円を超えることが多くなります。また、ホームページはパンフレットやリーフレットのように制作したら終了とはならず、運用や更新といった作業が必要なため、運用費も別途必要です。
そこで、手数料が追加されても財務的な有利が多い月々支払う方法が提案されるようになりました。この月々支払う方法には、分割払いとリース契約の2つがありますが、リース契約はリスクの塊ですから、分割払い一択です。
なぜ、リース契約はリスクの塊なのか、なぜ、分割支払いを推奨するのか、まずは分割払いとリース契約の違いについて確認してみましょう。
ここまで違う!ホームページ制作の分割払いとリース契約
分割払いもリース契約も、月々の支払いがあるのは同じですが、下記の点が大きく異なります。
分割払い | リース契約 | |
制作したホームページの権利 | 自社 | リース会社 |
ドメイン | 自社 | リース会社 |
リースをするために必要なソフトやPC | そもそも不要 | 必要 |
自由に更新が可能 | 可能 | 範囲が限られる |
財務 | 経費 | 経費 |
※契約内容により異なることがあります。
リースならホームページやドメインの権利は移転されない
ホームページの権利(ドメイン含む)はリース期間が終わってもリース会社のままで、自社の権利になることはありません。
※ドメインとは、インターネットの「住所」のことです。
グーグルであればgoogle.com、google.co.jp |
例えば、3年間のリースを組みホームページを制作したとしましょう。リース期間終了後、ホームページやドメインの権利はリース会社にあるため、同じホームページやドメインを使いたいのなら、再リースする必要があります。再リースしない場合、リース期間中に使用していたホームページやドメインを使用できなくなります。自社の資産として活用できなくなるのです。
リース契約でホームページを制作依頼している方は、契約期間が終わればサイトも自分のものになり、支払いもなくなると勘違いしている場合も多いので注意が必要です。
一方、分割払いの場合、支払いが終了すれば制作したホームページやドメインの権利は自社のものとなるため、継続して使うことができます。
リース契約をするには、ソフトやPCが必要
リース契約を結ぶには、「モノ」である必要があります。コピー機や車、パソコンは「形のあるモノ」ですから、リースすることが可能です。またソフトウェアやアプリなども「形のないモノ」ですから、リースすることができます。しかし、ホームページ制作は役務の提供に該当するため、ホームページ制作自体をリース契約することはできません。
そこで考え出されたのが、ホームページを制作するためのソフトやPCに対してリース契約をする方法です。
しかし、リース契約に用いられるソフトは、簡単にホームページを作れるようにしたモノなので、ホームページの表示速度が遅くなる、見かけ上は問題なくともエラーがあるといった不具合を抱えてしまうことが多々あります。
表示速度が遅いホームページはユーザーが離脱してしまうため、集客や販売には向いていませんし、エラーがあると検索エンジンに評価されず検索されても表示されません。
さらに、リース契約後にホームページを納品する場合、ホームページが完成しないというリスクが存在します。
下記の日程でホームページ制作を依頼したとしましょう。
リース契約(ソフト、PC納品) | 4月1日 |
ホームページ制作のための取材、写真撮影 | 4月1日、2日 |
デザイン提示 | 4月20日 |
デザイン決定 | 4月25日 |
ホームページ納品 | 5月15日 |
リース契約後の4月30日に突然、ホームページ制作会社が倒産してしまい、ホームページを納品できなくなりました。しかし、リース契約は納品済みのソフトとPCですから、リース代金を全て支払う必要があるのです。
リース契約は中途解約できない
リース契約は、基本的に中途解約することはできません。ただし、一括繰り上げ返済することで、リース契約を終了させることはできます。
例えば、リース契約期間中に、ホームページからの集客を強化するためにリニューアルを実施しようとした場合、3つの方法があります。
- リース契約は持続し、全く新しいドメインで新ホームページを作成
- リースの残金を一括繰り上げ返済し、新しいドメインで新ホームページを作成
- 既存のリースを継続しつつ新たなリース契約でホームページを作成
ただし、3つ目は交渉が必要なため、実現できないことがあります。現実的には、今までのホームページを捨てて、新しいホームページを作ることになるでしょう。
自由にホームページを変更することができないリース契約
お伝えしたようにリースの場合、指定のソフトがありホームページの権利がリース会社にあるため、ホームページを自由に変更することができません。
契約内容にもよりますが、表示速度が遅いから改善したい、SEO対策(グーグルやヤフーの検索で上位表示させるための対策)のために構造化データを入れたい、デザインをリニューアルしたい、新しい商品・サービスができたので新しいページを追加したい、ページを削除したいという変更はできないと考えて良いでしょう。
リース契約を提案するのは営業会社、ホームページからの集客や売り上げアップのノウハウはない
リース契約を勧める会社は販売を主体とする営業会社が多く、ホームページからの集客や売り上げアップのノウハウを持っていません。従って出来上がるホームページで集客や売り上げアップは望めません。
また、ホームページの制作はホームページ制作会社かフリーランスに依頼することになります。総支払額100万円のリース契約をしたとしても、実際の制作費用は40万程度。要するに、テンプレートで作られたチープなホームページに近くなってしまうのです。
ホームページがあれば良い、集客や問い合わせなどは期待していないというのであれば、良いでしょうが、ホームページからの集客を狙う、売り上げアップを図るというのであれば、リース契約はしない方が良いでしょう。
トラブルの多いリース契約によるホームページ制作
リース契約でのホームページ制作は、トラブルが多く裁判になっているケースもあります。このため、リース契約を勧める会社は社名を頻繁に変更したり会社を廃業し別会社を設立したりすることがよくあります。
継続的なサポートは期待できませんし、連絡が取れなくなるリスクがあります。
ホームページ制作でリース契約するリスク
リース契約でホームページ制作をした場合のリスクを下記にまとめました。
- ホームページやドメインの権利が自社にないリスク
- コンプライアンスのリスク(ホームページ制作そのものをリース契約できない)
- ホームページが完成しないリスク
- リース契約を中途解約できないリスク
- 完成したホームページを自由にカスタマイズできないリスク
- 集客や売り上げアップに結びつかないリスク
- リース契約を提案した会社と連絡が取れなくなるリスク
- 初期サポートはあるが、継続的なサポートが期待できないリスク
リース契約はリスクの塊です。ホームページ制作におけるリース契約は避けた方が良いでしょう。
分割払いのホームページ制作のメリット
次に分割払いでホームページを制作するメリットを考えてみましょう。
- 初期投資を抑えられる
- ホームページやドメインの資産は自社のものになる(自由にホームページを変更できる、ホームページを成長させられる)
- ホームページが完成しないリスクがない
- 継続的なサポートが受けられる
ただし、分割払いにもデメリットが存在します。
分割払いのホームページ制作のデメリット
分割払いが可能なホームページ制作会社に依頼すれば、ホームページから集客できる、売り上げアップができるとは限りません。
多くのホームページ制作会社は見栄え重視のデザイン優先であり、SEO対策やターゲットユーザーに合わせたコンテンツ作成などができないからです。
基本のキくらいのレベルならSEO対策が可能な会社はありますが、綿密なSEO対策ができる会社や、事業内容に合わせた戦略、ターゲットユーザーの選定、コンテンツ作成などができる会社は、ほぼ皆無です。
このようになってしまったのは、顧客から求められるのはデザインだけでSEO対策や戦略を立てる必要性がなかったからです。
ちなみに、デザインは良いが内容が薄くSEO対策されていないホームページでも数ページで100万円以上します。
結果の出るホームページを制作できる会社の選び方
ホームページを作成する目的は何でしょうか?
ホームページから集客し売り上げアップを図るのが目的であるのならば、売り上げを上げられるホームページを制作できる会社を選ぶべきです。
確認するべきポイントは下記の6つ。
すべて満たす制作会社を選定するのが必須です。ひとつでも満たせないのであれば、集客できるホームページは制作できません。
ポイント1:自社の事業戦略に一致したホームページを作成できる
自社の事業戦略と違うホームページは、必要ありません。
しかし、野菜を販売しているのに、飲食店だと思われてしまうようなホームページを制作してしまう制作会社が存在しています。
また、自社の事業戦略に一致したかのように見えていても、理解していないために事業戦略から外れたホームページを制作してしまうこともあります。
打ち合わせをボイスレコーダーで録音し文字起こしをすると、相手が事業戦略を理解しているかどうかがはっきりとわかります。
ポイント2:ターゲットユーザーに届く
当たり前ですが、新卒採用を考えていない会社に、新卒募集の提案をしても反応する可能性はゼロ。新卒採用を考えている会社であれば、反応してくれる可能性があるように、ホームページから購入・申し込みしてもらうには、ターゲットユーザーに届く内容にする必要があります。
言葉にすると簡単ですが、できる会社は少数派です。
ポイント3:SEO対策がしっかりとできる
SEO対策には、メタタグ、URLの最適化、構造化データ、構文にエラーが無いこと、コンテンツの中身、モバイルフレンドリーなど様々なものがあり複雑です。
ホームページ制作会社に「SEO対策できますか?」と聞くと、「できます」という答えの後、何やら複雑なことを言い始めるでしょう。詳しくない限り何を言っているのか理解できないはずです。
そこで、SEO対策で一番重要なポイント「SEO対策をして上位表示できた実績を教えてください」と聞いてみましょう。
「地域名 キーワード」というような1組のキーワードだけで実績を強調してくるのなら、避けるのが無難です。SEO対策がしっかりとできる会社なら、上位表示させているキーワードは無数にあります。
ポイント4:売れるデザインである
売れるデザインは綺麗なデザインであることが多いのですが、綺麗なデザイン=売れるデザインではありません。実際、綺麗なデザインにした後、購入件数が減少したケースがあります。
また、スマートフォンでホームページを見たときに、文字サイズが小さく読みにくい、ボタンをタップしにくいデザインということもあり得ます。
商品画像の配置や購入ボタンの色など、デザインの細かい部分で、購入率・申し込み率が変わることを知っていて、ノウハウを持っていることが重要です。
ポイント5:完成後もホームページを更新し育てられる
新しい情報を発信しているホームページと、古い情報のまま放置されているホームページどちらから購入したくなりますか?
更新されていないホームページは「この会社、まだ存在しているのだろうか?」「この会社から購入しても大丈夫だろうか?」というようなネガティブなイメージを持たれてしまうため、ホームページを作って終わりでは集客することはできません。
納品後、自社でページやコンテンツ、記事を増やせるホームページを制作できる会社を選定しましょう。
繰り返しになりますが、ホームページやドメインが自社の資産とならない、リース契約ではホームページを成長させることはできません。
ポイント6:適切に運用できるノウハウを持っている
ホームページは運用が重要です。適切に運用するノウハウを持っていなければ、ホームページからの売り上げを伸ばすことができず、頭打ちになるからです。
運用ノウハウを持っているホームページ制作会社なら、運用しやすいホームページを制作してくれますが、運用ノウハウのない制作会社に依頼すると、運用しにくい、運用できないホームページになってしまいます。
勝ちWEBのホームページ制作は分割払い可能で高品質
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